2015年9月27日日曜日

9月26日 初めての住民説明会が開催されました

武蔵野市まちづくり推進課と東京都水道局の方が登壇され、境浄水場の再構築計画および地区計画(用途地域)の変更案について説明がありました。

市民からは30名弱の方が参加されて、計画に対する質問や意見等が多数表明されました。また、市議の方も2名参加されて、住民の声に対して熱心に耳を傾けていらっしゃいました。


<市民から多く上がった質問・意見等>

(説明会への意見)
・計画案を決定事実のように、突然かつ一方的に示されたことへの不満
・説明会の事前案内が不十分であり、計画案や説明会を知らない住民が多くいることへの苦情
・説明会で出た意見については改めて書面で提出しないと受理できない旨の市の説明への不満(市は説明会終了時点で当該発言を撤回)
・地域住民に対して説明会の内容を告知し、市民から寄せられている意見を広報すること


(北側住宅地・学校への影響)
・浄水場北側に面する住宅地への日陰の影響、圧迫感のある景観への配慮が不十分であることへの不満(本件が最も多い意見)
・現在の植栽でも北側住宅地に大きな日陰を生じさせていることへの苦情
・説明会場のスクリーンにしか示されなかった景観予想図に対する不満(書面で配布すべき)
・説明会場のスクリーンにしか示されなかった景観予想図は、浄水場から遠く離れた場所から見た場合の予想図であり、浄水場の直ぐ近くにある住宅から見た場合の予想図がないことへの不満
・高さ23メートルの大きな施設であり、大きな冷蔵庫が自宅の前に置かれるようで通風にも影響する
・北側の住宅や学校への影響が大きいことから、施設の配置を南側に寄せるべきだ
・市は南側(玉川上水)の景色に配慮する前に、建物で日影が生じる北側住民の日照や圧迫感のある景観を改善することを第一に考慮すべきだ(虫・鳥と、住民のどちらを見て市役所は仕事をしているのか)

(浄水場への意見)
・現在の境浄水場でも臭気があることへの苦情
・人口が減少する中、境浄水場も新宿淀橋浄水場のように撤去してほしい(街区を分断している)

(意見書等)
こちらのリンクからご覧ください。


※参加された方で上記内容に事実誤認等がございましたらお手数ですがメールにてお知らせください。速やかに訂正いたします。こちらのリンクからご連絡ください。





2015年9月23日水曜日

アンケートのお願い(結果も掲載しています)

境浄水場の再構築に関する市民アンケート(ご協力ください!結果も掲載しています)


下記リンクからぜひご意見をお寄せください

⇒ アンケートに回答する




■これまでいただいている皆様の声(アンケート結果)


<関前にお住まいの方>
今日の説明会に参加して、参加する前より更に納得できない気持ちと何としても中止していただきたい気持ちが強くなりました。
早急に署名活動など進め、このままの状態で、Goサインが出ないようにしなくてはと思いました。
日照はもちろん、風さえも通らなくなる巨大建物には絶対反対です。
井の頭通りは災害時には緊急自動車用の通りになるよう標識表示がありますが、その大切な通りに隣接している浄水場からの水が浸水したらと考えたくもない事態が起こり得るような計画には絶対に反対です!


<関前にお住まいの方>
景観を損ねるため反対

住民説明会のお誘い

再構築事業及び都市計画手続きに関する説明会が開催されます


武蔵野市が下記日程で説明会を開催します(予約不要)
ぜひ武蔵野市民の方はご参加ください


9月26日(土曜日)午前10時から
関前南小学校 多目的ルーム

9月29日(火曜日)午後7時から
芸能劇場 小ホール

9月30日(水曜日)午後7時から
スイングホール スカイルーム

境浄水場「再構築」計画  巨費を投じて大規模プラントを「新築」する必要性に疑問

境浄水場「再構築」計画
巨費を投じて大規模プラントを
「新築」する必要性に疑問



代替案① 超大型プラントを新築せず、既存設備で融通 

2018年以降の都の給水需要が減少に転じる中、設備更新のための大規模
 プラントの「新築」は壮大無駄

都の給水設備稼働率は60.8(最大でも67.5)と低く、供給余力が大きい

都の給水ネットワークは広域に結ばれおり、十分融通できる

東村山浄水場内でも2系統あり、更新工事を行いやすい


民間公益企業(ガス・石油精製等)であれば、大規模プラント更新のために「もう一つ大規模プラントを新築しよう」という発想自体がありえず、信じられないほどのムダ!



代替案② 境浄水場ではなく需要地で設備対応 



境浄水場の水は 1 滴も武蔵野市に供給されておらず、世田谷区・目黒区・大田区・品川区等に供給されています
 
供給先の中には境浄水場の5倍のキャパシティと広さのある浄水場があるものの、ほとんど利用されていません

大規模災害等を考慮すれば、需要地に浄水場がある方が防災上のメリット大
 (受益者負担の考え方にも適う)


供給先のある浄水場は1970年に合成洗剤等による河川の汚染により給水を停止。その後、工業用水を一部供給するに至っている。1990年代後半から、水源である多摩川の水質は大幅に改善しています。



代替案③ 境浄水場で強行する場合でも、半地下式で環境負荷を軽減 


計画を強行する場合でも、日照問題が軽減するように敷地南側にプラントを配置すると共に、半地下式にして高さを10m以内に抑制

半地下式にすることで首都直下型地震等の不測の漏水災害へ備えるに、オゾンのモニタリングポスト設置し、市民へ情報開示を行う






境浄水場「再構築」計画 9階建マンションに匹敵する 巨大プラントに4つのNO!!

境浄水場「再構築」計画
9階建マンションに匹敵する
巨大プラントに4つのNO!!


巨大な日陰にNO!


閑静な第一種低層住居専用地域等の真南に高さ23mの巨大プラントを建設する為、私たちの都市計画・地区計画を改変するものです
住民の日照を守る「北側斜線規制」等の法律を外すための計画変更です





景観の著しい悪化にNO!


高さ23mの巨大壁武蔵野市都市計画マスタープランで掲げている閑静な住宅地」「良好なまち並みを破壊する行為です





高台の巨大水処理プラントにNO!


36階建ての霞が関ビル.4棟分に匹敵する巨大な水処理プラントが首都直下型地震等で破損した場合、隣接する指定避難場所の第五中学校等を被災させるおそれがあります





大量使用する有毒物質オゾンにNO!

新設される高度浄水装置は有毒オゾン24時間大量使用し、漏洩により呼吸器障害や視力低下等の危険性があります
モニタリングポストの設置等、安全監視・公表が必要です
<住宅密集地にNO!>